グローバル
ソリューション
国際訴訟の現場で認められた
3つのソリューション・ サービス
信頼性を誇る“eディスカバリ”という言葉をご存知でしょうか。
日本のそれとは異なり、米国の民事訴訟において、当事者は事件に関連する全情報の開示が求められます。
これをディスカバリ(Discovery=証拠開示)制度といいます。
この制度により、訴訟の当事者は、相手の保持する証拠と成り得る情報を広範囲わたって取得することができます。
このうち電子データに関わるものがeディスカバリ(eDiscovery)と呼ばれるものです。
米国では2006年12月の連邦民事訴訟規則(FRCP)改定によって定められました。
この改定により、企業は原告被告のいずれもが、法的要求に応じてPCやスマートフォンなどに保存されているすべての関連データを証拠として期限内に提出することが要求されます。
日本企業の場合には、当然日本国内にあるデータも対象となり、それらの情報は膨大な量となります。
開示対象と認定された情報について、その保存・保管場所が発見できずに提示できないなどの場合には、厳しいペナルティを受けたり敗訴に至る事例が数多く生じています。
そしてご存じの通り、日本企業ではまだまだ紙文書の文化が根強く、それらが開示対象となった場合、様々な観点から紙情報をデータ化する必要が発生します。
関連する文書のすべて(たとえば紙のメモの一枚、名刺1枚でも)を最適な形で法廷に提出しなければなりません。
そのような国際訴訟のための紙文書電子化「ペーパーディスカバリ」や、来日する国際弁護士の皆様の業務を支援する「デポジション・プリンティング」、迅速かつ正確な一次レビューをご提供する「ディスカバリ・レビューサービス」など、高度なセキュリティとノウハウを有するジーベックの技術で皆様が直面する国際訴訟に関する課題を解決します。
ペーパーディスカバリ・サービス
国際訴訟で必須となる“eディスカバリ”に準拠した紙文書の電子化やロードファイルの作成を行います。
デポジション・プリンティング
海外から「証言録取」のために来日する国際弁護士や公証人の皆様の文書印刷代行・配送業務を行います。
ディスカバリ・レビューサービス
国際弁護士の皆さまからの指示に沿って証拠文書の第一レビューを代行します。
サービス専門サイト
サービス特設サイト
“eディスカバリ”対応として紙文書の電子化作業を行っていると、必ず発生する問題があります。それが「ロードファイルの作成」です。
「ロードファイル」とは、電子化したデータをクライアント様や国際弁護士が指定するレビュープラットフォームで表示させるためのプログラムファイルのこと。裁定に係る方々が証拠を確認できるようにするためには、このロードファイルが非常に重要になります。
ジーベックではこのロードファイルの作成にも対応しています。
世界には多くのレビュープラットフォームが存在し、弁護士やクライアント様により使用するプラットフォームは異なります。当然すべてに対応したロードファイルは存在せず、結果として「どういったプラットフォームに対応するロードファイルを作るか」がひとつのポイントとなります。
こうした課題に対し、「DEFINITIVE SOLUTION(ディフィニティブ・ソリューション=決定的解決策)」を提供する企業として、ジーベックは技術開発による対応を行ってまいりました。
ジーベックでは証拠文書を電子化する「ペーパーディスカバリ」の他に、「ロードファイル作成サービス」を提供しています。
現時点で相当数のレビュープラットフォームに対応する「ロードファイル」を作成。
国際弁護士や監査法人の皆様にご利用頂いて参りました。
こうしたプログラムやコーディング技術は、実際の開発経験から得たノウハウが、次の未経験のシステムへの対応力を養うもの。ジーベックもこれまで対応してきた経験値をもとに、対応可能な領域を今後も伸ばしてまいります。
「ペーパーディスカバリ(証拠文書電子化)」だけでなく、「ロードファイル作成」についても、ぜひジーベック株式会社にご相談ください。