DEFINITIVE SOLUTION-07
自治体向けソリューション

多面的機能支払交付金
支援システム

全国の地方自治体が支持する日本で唯一の
交付金請求様式を満たす図面・帳票が自動的に出力できるシステム

主なサービス内容

農業の働き手が減少し、農地・農道・農業用水路の維持管理が難しくなりつつある今、
「日本型直接支払制度」を活用していただくための
複雑な事務処理と農家の申請手続きの簡素化を実現します。

こんな価値をご提供
  • 中山間地域直接支払制度と同時管理により農業施設の重複需給を防止
  • 協定対象地域の各種単位体制で簡単に作図・帳簿作成
  • 関連資料すべてをシステム管理できるので引き継ぎもラクラク
  • 経年変化管理と集落活動組織追加の変更が簡単
  • 共同活動への支援に関する調書や工事状況の管理書類も作成
  • 農用地・水路・農道などの保全活動の点検・実施・計画を管理
  • 資源向上支払交付金の収支決算をサポート
など

サービスの特徴

中山間地域等直接支払協定農地との連携

「中山間」との連動が可能

行政の農業担当者が求めていた「中山間地域等直接支払制度」支援システムとの連携管理・運用が可能。

オルソ画像(航空写真)との合成

オルソ画像との合成が可能

地形図とオルソ画像を合成で見ながら簡単に作図ができ、制作過程で農地情報が登録。

取り組み活動範囲と共同活動範囲の相互可視化

取り組み活動範囲と
共同活動範囲の
相互可視化

中山間地域直接支払制度の活動内容を表示することで、農業施設の重複部分を可視化できます。

帳票作成、活動内容などを管理可能

申請に必要な「作業帳票の作成や、年間行事、活動内容(会計・作業記録・証拠写真)の管理もシステムひとつで実現可能。

地形図と合成 オルソ画像と合成 協定農用地確認野帳

現地確認用の位置図、
確認野帳印刷も可能

「現地確認図面」と「協定農用地確認野帳」の印刷出力が可能。

現地確認写真を登録します。

現地確認写真の管理も一括OK

現地確認写真を地形図の位置と連携管理。(コンパス付カメラを使用するなら自動的に撮影位置と方向を取得表示)

タブレット調査対応機能(Option)

協定地図と野帳用紙で行っていた調査が、タブレットで確認登録でき当システムと連携しています。
GPSを利用しているので、土地勘が無くても地図上の現在位置を表示して調査が可能。協定毎に行っていた調査が、地図を見ながら移動して調査できるので効率的できす。
カメラ撮影画像も農地とリンクして履歴管理ができ、システムに取込んだ後で帳票に出力できます。

衛星画像対応機能(Option)

多くの時間と人数をかけて行っていた農地調査が、衛星画像で確認して解析プログラムで管理状況を判別でき、現地確認調査を大幅に軽減。たくさんの対象農地のある自治体様にとってはコストと時間の削減が行えます。
また、近年頻発する自然災害の時に、災害前と災害後の画像によって状況確認も一目で確認できます。

「多面的機能支払交付金支援システム」の主な機能

「多面的機能支払交付金支援システム」申請の労力を大幅に軽減できる機能が充実。ジーベックがご提供している「中山間地域等直接支払制度」支援システムとの連携も可能です。

  • 保全活動対象農地の面積と管理施設の自動集計機能
  • 各集落活動組織の申請書や活動内容の作成機能
  • 各集落活動組織の日報・出納簿・領収書の管理機能
  • 農用地・水路・農道などの保全活動の点検・実施・計画を管理機能
  • 中山間地域直接支払制度と農業施設の重複需給防止機能
  • 協定対象地域の作図・帳簿作成機能
  • 経年変化管理機能
  • 現地確認野帳作成出力機能
など

農業の働き手の維持と農地・農道・農業用水路の維持管理をサポート

農業の働き手が減少し、農地・農道・農業用水路の維持管理が難しくなりつつある今、「日本型直接支払制度」を活用していただくための複雑な事務処理と農家の申請手続きの簡素化を実現するためのソリューションとして検討いただけるシステムです。

関連作業をまるごと一括管理可能

「多面的機能支払交付金支援システム」は、図面作成、帳票作成、交付金計算、写真管理など交付金申請に必要な管理作業をまるごと一括管理・一括処理できるシステムです。

これまで膨大な作業労力を要してきた申請業務を円滑化することができるうえ、関連する資料を連結管理することで誤記・計算間違いといったヒューマンエラーも軽減することが可能です。

規格に沿った管理・作業が可能

本システムでは航空写真・地図等で現地状況の確認を行いながら、制度が求める規格に沿った資料・帳票の作成が可能です。

また、現地確認野帳の出力や対象組織図面の印刷など、本制度利用に不可欠な作業を支援する機能が網羅されています。

図面・帳票の一括管理を実現

本制度を利用するためには、航空写真や地番図の管理はもちろん、算定ソフトでの面積算出や交付金計算など、非常に煩雑な業務を行わなければなりません。

こうした業務負担の中で担当者から最も多く聞かれるのが表計算ソフトの活用に膨大な時間が割かれているという点です。

さまざまなソフトを開き、Excelなどの表計算ソフトで統合する。確認作業を行うためにあっちのソフト、こっちのソフトと目を移す。そうするなかで見落としやご記入といったヒューマンエラーが増えることも課題の一つです。

本システムはこうした煩雑さを削減するため、図面や帳票の作成管理を一括で行うことができるよう設計。ご担当者様の負担を大幅削減することが可能なのです。

他の農政支援システムとの連携でさらなる効率化を実現

日本型直接支払の整合性を考慮し、各制度の支援システムとの連動が可能です。たとえばジーベックがご提供している「中山間地域等直接支払制度支援システム」はもちろん、経営所得安定対策ソフト、農振農用地管理ソフトなど多彩なソフトに対応しています。

連携可能システム
  • 中山間地域等直接支払制度支援システム
  • 経営所得安定対策支援ソフト
  • 農振農用地関連ソフト
  • 農地・農業施設災害申請ソフト

※連携可能ブランド、バージョンについてはお気軽にお問い合わせください

制度改定・帳票改定にも対応

制度というものは、時代によって大きく変化するものです。制度の仕組みはもちろん、求められる根拠資料の仕様や帳票も変化します。

本システムではこうした制度改定にも対応するため、新制度に合わせた形でのバージョンアップを随時実施いたします。

ジーベックの
ソリューションサービスと連携

ジーベックでは「中山間直接支払制度支援システム」、「多面的機能支払交付金支援システム」、「字切増高システム」、「空家管理システム」など農政関連支援システムをご用意しています。

「字切増高システム」×
「中山間直接支払制度支援
システム」

いずれも日本の地方農政を支える重要な制度。しかし、どちらの制度も迅速な申請と複雑な資料制作を伴う申請作業が必要となります。その労力は農政地方農政関連課の大きな負担であり、積年の課題です。こうした課題を解決するのがこの2つのシステムです。

導入事例

ジーベックの「多面的機能支払交付金支援システム」を実際にご導入いただいた皆様の声をご紹介いたします。

地方行政T市 様

農業の働き手が減少して維持管理が難しくなっている近年、私たちの地域でも農家さんを守っていく事が重要な課題となっています。農地は手入れ・保全を行わなければ荒廃します。共用脳設備の保全も同様で、どこか一つにほころびが出れば、地域の農業が停止しかねません。
本制度は地域を活かすためのカンフルとなるものですが、対応件数が年々増加傾向にある現在、私たちの負担が一挙に増加しており対策を講じなければならない状況です。
この「多面的機能支払交付金支援システム」は、担当課にのしかかる負荷を大幅に軽減することができるシステムであると考えます。

地方行政I市 様

農政関連の交付金制度はいくつかあり、どれも課題は共通しているように感じます。現地調査、経年調査、図面作成、関連資料の整理、帳票作成、交付金計算。そしてさらに人事異動による引き継ぎの難しさです。
これまで、私どもの課では、調査結果やそれぞれの地域の団体・個々の農家との関係はそれぞれの担当者に依存してきました。毎年同じ担当者が訪ねることで、情報だけでなく信頼関係をも作ってきたという形です。
しかし、こうした人材も異動によって他部署に転出。すると担当者の頭と腹の中に蓄積されていた小さな事情、変化といった機微情報も失われてしまうのです。
こうした課題をどうにかできないかと考えていた際に提案を受けたのがこのシステムです。各種作業の効率化はもちろん、さまざまな資料を関連付けて管理できる本システムは、私どもの地域の農業形態に非常にマッチしていて付加価値が高いシステムだと感じています。小さい農家が集まる農業地域になるほど、導入する価値があるのではないかと考えます。