DIFINITIVE SOLUTION-02
AIソリューション

手書きAI-OCRサービス

文字のばらつき、クセ字など。
これまでOCRの限界とされてきた課題を
AI(人工知能)が解決します。

主なサービス内容

紙文書をスキャンし、記載されている文字をテキストデータ化するOCR。これまで、手書き文字のテキスト化は困難とされてきました。こうした課題をAIが解決。データ入力業務の効率化とコスト削減を実現します。

こんな価値をご提供
  • アンケートなどの手書き書類を元にした入力業務を効率化
  • 手書きカルテ、帳票、伝票などの入力作業を効率化
  • これまで入力作業のために雇用していた人材のコストを削減
  • 入力作業に要していた時間も大幅に削減可能
など

サービスの特徴

手書き書類をAIが判別

さまざまな筆跡をもとにディープラーニングを行ったAIが手書き書類を判別。高精度の読み取り・テキスト化を実現します。

さまざまな手書き文字に
対応

ひらがな、カタカナ、漢字、数字、アルファベット、記号。日本人が筆記表現で用いるさまざまな手書き文字に対応しています。

多言語・業界用語への拡
張も可能

独自のAI学習アルゴリズムを用い、多言語対応や専門用語対応も可能です。皆様の業務環境に応じてご相談いただけます。

活字・手書き双方を
読み取り可能

活字、手書き文字、チェックボックス、丸囲み文字などを1サービスで読み取り可能。フォームごとのOCRとの使い分けや選別する手間を削減致します。

多方面の用途に活用可能

医療機関での問診票、各種申込書類、アンケートなど。さまざまな手書き書類の読み取り・テキストデータ化に活用可能です。

OCRとはなにか

OCRとはOptical character recognition(光学文字認識)のこと。文字画像をスキャナー等で読み取り、コンピュータが読み取れる文字コードに変換するソフトウェアです。紙に記載されている文字から手入力する作業を自動化することが可能になります。

OCR技術はだいぶ前から浸透しており、ビジネスの現場でも多く活用されてきました。

しかし、これまでのOCRには技術的成約が多く、読み取りエリアの限定や「活字のみ」への対応に限られたなど柔軟な活用が難しいのも事実でした。

こうした課題を解決したのがAI活用形OCRです。

独自のAIに手書き文字に関する膨大な学習(ディープラーニング)をさせることで、人間の文字判読率に匹敵する文字認識率を実現しました。

その認識率、研究実値で99.22%。

手書き文字は千差万別の形状になるため、すべてのOCRにこの数値を出すことは難しいものの、人間とほぼ変わらない認識率を実現しています。

従来のOCRとの違い

ジーベックの「手書きAI-OCRサービス」は、従来の機械的OCR技術とは一線を画するサービスです。従来のOCRの技術的制限になっていた各種の課題を大幅に改善しています。

  従来のOCR 手書きAI-OCRサービス
文字認識性能 活字のみに対応 活字+手書き文字に対応

ディープラーニングにより、崩し文字やクセ字といった「個人のゆらぎ」にも対応
対応文字 数字、ローマ字、日本語など活字による表記に対応 ひらがな、カタカナ、漢字、ローマ字、記号など「日本人が筆記に用いる一般的表記」に対し柔軟に対応
機能拡張 拡張は困難。 トレーニングデータを用意することで多種多言語の手書き文字にも対応可能。

業界特有の言語モデルと連携することでさらに精度を高めることも可能。
読み取りエリア指定 必須 必須。
ただし「手書き読み取り」と「活字読み取り」のエリアを分けるなどの手間は不要。

多様な文字を判読可能

ジーベックの「手書きAI-OCRサービス」は、活字と手書き文字双方の判読はもちろん、チェックボックスや丸囲み文字なども1サービスで認識可能。これまでそれぞれの文字特性に応じて読み取りエリア指定などを行っていた手間をまるごと削減いたします。

また、これまでのOCRでは難しかった「複数文字種・複数行判読」も実現。これにより、郵便番号や住所、建物名などさまざまな文字仕様で構成される複数行の文字列もテキスト化できるようになりました。

アンケートなどの入力作業の中で、最も労力が必要な上に誤入力も多かった住所入力も大幅省力化することが可能です。

単線 Single Line, ボックスキャラクター Box Characters
チェックボックス Checkboxes, マルチライン Multi Line

多言語や業界用語にも対応可能

人工知能によって判読を行うジーベックの「手書きAI-OCRサービス」。人工知能に新たな学習をさせることで、多言語での手書き文字判読や業界用語への対応も可能になります。

各業界、各分野の言語モデルと連携することで、読み取り精度をさらに高めることも可能。自分たちの業務のために鍛え上げられるOCR。それがジーベックの「手書きAI-OCRサービス」なのです。

導入事例

ジーベックの「手書きAI-OCRサービス」を実際に導入した皆様の声をご紹介いたします。

株式会社N社 様

業態:金融業

金融業にとって、手書き帳票への対応はどうしても避けられないものです。筆跡は個人証明の一助となる大切な情報。日本ではまだ手書き文化がとても重要な要素なのです。
こうした背景から、金融業では手書き帳票が多く用いられていますが、これを入出金管理などと結びつけていくのは非常に大変な苦労を要します。
今回、AIによる手書き文字のOCR技術が大きく進展し、ビジネスの現場で通用するほどの精度を実現できると知り、試験的導入に踏み切りました。
現在は自社で取り扱う帳票の読み取り精度を検証し、さらなる学習資料を作成すべきか検証しようと考えておりますが、基本的には不要かと思っています。
今後、数年間のトライアルを経て本格導入を目指していきたいと思います。

株式会社T社 様

業態:ダイレクトマーケティング業

弊社はビジネスの各種支援業務を行っており、中核事業のひとつとしてダイレクトマーケティングを提供しています。
ダイレクトマーケティングの主要業務のひとつとしてアンケートや印刷物(DMなど)の発送代行、入会資料のデータベース化などを行っています。
これらの業務を行う上で必要なのが入力業務です。
これまではアルバイトやパートタイム社員を雇用し業務にあたっていましたが、入力作業や判読作業が担当者個々の語彙力に大きく依存される傾向があり誤入力が一向に減りませんでした。
こうした担当者は基本的に時間給作業者であり、修正作業にも大きなコストが生じてしまうのです。
そこで費用対効果の側面から「手書きAI-OCRサービス」の導入を検討しました。
現時点ではサービス導入が費用対効果に優れており、読み取り精度・入力精度双方で優位性があると考えています。
人件費は事業の推移を左右する大きなコスト。これを削減できることは弊社のような事業者にとって大きなメリットになると確信します。